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オリックス不動産投資法人 表参道のビルを52億円で取得 駅近隣の好立地で収益増見込む

2004.01.12 16:38

 オリックス不動産投資法人(東京都港区)は昨年12月26日に港区「青山246ビル」の土地および建物の所有権を取得したと発表した。
 売り主は青山246ビル管理で3月3日に引渡しを予定している。取得価格は52億円。敷地面積427、46㎡、延床面積2805、01㎡。テナント内容としては、総賃貸面積2378、97㎡に8社が入居、稼働率は100%となっている。昨年12月1日時点での中央不動産鑑定所による鑑定評価額は48億9600万円となっている。
 同ビルは1990年11月に竣工した鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付地上10階建てのオフィスビル。
 地下鉄表参道駅に近接している上、近年ブランド機能が年々強くなってきている表参道と骨董通りの中間の青山通り沿いに位置しているため、繁華性が高く、集客を見込めるという。
 こうした立地条件から賃料負担能力の高い店舗テナントの誘致が可能な立地条件であることから、将来的な収益増が期待できるという。




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