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アイディーユー オークション落札金額の合計は91億円 入札総数1万4968件

2004.02.09 11:48

 アイディーユー(大阪市中央区)が「ダイア建設リバイバルプラン不動産オークションの落札結果を発表した。
 同オークションは、産業再生機構から支援決定を受けているダイア建設(新宿区)が保有している全国の投資用収益物件を、アイディーユーが企画・運営している不動産オークション「マザーズオークション」の特設サイトにて最低入札価格から競上がり方式で、販売したもの。
 1229物件が出展され、最低入札価格の合計は82億円で、平成15年12月9日より平成16年1月30日まで、物件の公開が行われ、公開最終日となる1月30日が入札終了日となっていた。
 価格を顧客に決定してもらい新のマーケットプライスによる売買の実現を目指すというスタンスで始まった不動産オークションだが、大量の物件が一斉に取引されるということもあり、今回のケースはとりわけ業界内で大きな注目を集めていた。
 不動産流通史上前例のなかった今回のオークションだが、出展物件数1229物件(中古賃貸マンション、その他収益物件等)で、そのうち1096物件が落札された。
 入札総数は1万4968件で、落札金額の合計額は91億円となり、落札物件の最低入札価格の合計は75億円となっていたため、最低入札金額からのアップ率は121・3%となった。




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