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渋谷ビル経営者協会　助成金をテーマに勉強会開催　新規事業の開始でビル経営を活性化

2004.03.08 16:52

　渋谷ビル経営者協会は２月２６日１６時より、渋谷区道玄坂の梅原ビルにて、「雇用促進の新規事業」をテーマにした勉強会を行った。
　講師には社会保険労務士の木田修氏を迎え、アイデアと情熱で経済産業省から助成金を得ることができた実例の紹介の他、フリーディスカッションも行われた。
　木田氏による講義はまず、支給要件や取扱機関など初心者にも配慮した助成金制度の基本的性質の説明から始まり、在職者求職活動支援助成金など労働者を削減する際に利用できる助成金や在職求職高年齢者等受入給付金など労働者を雇用する際に利用できるものなどが解説された。
　また、法人を設立する際に活用できる助成金や、経営革新企業に認定された場合に活用できる助成金などの解説があり、ビル経営者がどの様な取り組みを行えば助成金の対象になるのかという例も話された。
　講義後に行われた質疑応答では、企業経営にまつわる助成金にとどまらず、「治安回復に向けた街ぐるみの活動に対して助成されるのか」、「ＣＯ2対策の設備に対するものは」等々、ビル経営上の多岐にわたる分野の助成金について白熱した質問がなされた。