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鹿島建設 NEOカラム構法を開発
2004.03.08 16:54
鹿島(東京都港区)が低層建物用構法「NEOカラム構法」を開発した。
低層の建築物は従来、鉄骨造で造られることがほとんどだったが、鉄骨造は短工期だがコストが高く、また鉄筋コンクリート造は安価だが工期が長いという課題を持っていた。
同構法では、既製杭の製造ラインをそのまま利用し、柱部材を製造することで効率化、低コスト化を図り、また遠心形成という手法が用いられているため、「薄肉」「中空」になり耐震性能を高めることができる。
同構法はすでに鹿島福島営業所やその他生産施設、商業施設などに適用されているが、同社は今後も低コストと短工期を同時に求められる店舗や工場、駐車場、倉庫などの低層建物における有力な技術として積極的に採用していくという。