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三洋電機「番竜」の機能を向上 LED表示で親和性高める ロボットレンタル事業に参入
2004.04.12 15:50
三洋電機(大阪府守口市)が4月9日、4足歩行型ユーティリティーロボット「番竜」の新型を独自に開発し、ロボットのレンタル事業に参入した。
新型「番竜」は昨年4月より同社がテムザック(福岡県北九州市)と共同開発し、テムザックが限定販売した「番竜」の機能向上とデザイン変更を行った新モデル。
動作種類や会話の設定変更や、目や背中のLED表示により、親和性の高い仕様となったほか、早稲田大学と共同開発した新規独自技術の脚部機構と歩行パターンを解析したことで、滑らかな歩行動作を実現。さらには、携帯電話から番竜のカメラ画像を見ながら遠隔操作をすることも可能となった。
これらの機能により、レンタル価格はレンタル期間によって異なり、1日23万9400円、1ヵ月間レンタルの場合は1日約1万8830円となっている。