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昭和電工 作業効率向上とコストダウン実現 屋上など強風下に最適

2004.04.19 14:21

 昭和電工(東京都港区)の子会社芙蓉パーライト(東京都中央区)が土壌改良剤「スーパービーナス」の販売を開始した。
 同製品は、雨水や地中の微生物などにより短期間に自然溶解する生分解性の紙袋を使用したことで、従来品で必要な作業となっていた防塵具装着、袋の開封、等高・深度の測定、悲惨防止の山水などが必要なくなり、施工者の作業効率アップとコストダウンに貢献。また植栽する樹木の種類に応じ、排水層の厚さを10cm、15cmに設定できる2種類の製品を用意しているほか、飛散せず、空袋処理が不要なことから環境への配慮が必要な場所や屋上などの強風下での作業にも適している。
 これにより緑化資料の売上高を現在の3億円から3年間で6億円に倍増する計画だという。




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