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富士通ゼネラル 画像認識機能で誤通報防止 監視目的以外にも活用可能

2004.06.14 16:18

 富士通ゼネラル(神奈川県川崎市)はビジョンセンサー「CV-311形」を7月より販売する。
 同製品は照度ゼロルクスの暗闇の中でも撮影可能な25万画素高性能カラーカメラに、ネズミなどの小動物に反応せず、侵入者だけを検知する画像認識機能を搭載しているため、誤通報による警備員の出動が無くなり、ランニングコストを低減することができる。また、カメラとセンサーを個別設置する必要がなく、コストの低減にもつながる。さらには、内部ソフトを変更すれば駐車場などの車両識別、人物滞留および移動方向の検出も可能になるため、無人駐車場のゲート抑制やビルの入退館管理など監視以外の認識アプリケーションとして、幅広い用途での活用も可能となっている。




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