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ゼファー 大阪御堂筋に商業施設を開発 新生銀行・大成建設と共同でSPC設立
2004.07.26 10:38
ゼファー(東京都千代田区)は、大阪市「御堂筋」における大規模商業施設の開発計画着手を正式決定した。
本開発計画は、不動産の流動化及び有効活用を促進する資産活性化事業の一環として行うという。同社と新生銀行、大成建設が資金拠出する特別目的会社(SPC)が、関西アーバン銀行の所有していた土地建物を取得し、商業施設(予定)の開発を行う。また、子会社であるゼファー不動産投資顧問がアセットマネジメント業務及びプロパティマネジメント業務を受託し、竣工後は高収益物件としてJ-REIT等への売却を想定している。
ゼファーでは、デベロッパーとして培ったノウハウを活かし、他デベロッパーのマンション建設を行うCM事業、不動産の証券化・流動化を推進する資産活性化事業を開始し、グループの事業領域拡大を図っている。資産活性化事業は、同社グループが長年積み重ねてきた不動産に関するノウハウ・経験を活用するため一昨年より正式に開始した。