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セコム 屋外巡回監視ロボットを開発
2004.08.02 12:01
セコム(東京都渋谷区)は、屋外巡回監視ロボット「セコムロボットX」を開発した。
今回開発されたロボットのコンセプトは、「広いエリアを俊敏に行動することができる」というものとなっており、広い敷地内を設定されたルートで自動巡回し、さまざまな視点から画像監視を行うほか、緊急時には管制からの遠隔制御によって、不審者などの追跡・監視を行うことができる。また、不審者に対しては、光・音声・発煙装置により、威嚇を行うことも可能となっている。
重量は120kg、最高速度は時速約10km。今後、人混みなどにおいても安全に走行可能なセンシング技術、また豪雨・積雪・氷結路面などでの走行性能の確立を行い、「人の行動の代わりが確実にできる」セコムロボットの開発を行っていくという。