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ジョーンズラングラサール GIC RE傘下から大型開発ビル案件受託 PMの透明性とレポート力などが評価
2004.09.13 15:50
ジョーンズラングラサール(JLL)は、このほど、東京都品川区東品川に完成した大型複合ビル「品川シーサイドイーストタワー・ウェストタワー」のプロパティマネジメント業務、リーシング業務、会計・出納業務、レポーティング業務に関する一括契約を、シンガポール政府不動産投資公社(GIC・RE)が日本の不動産投資目的のために設立した特定目的会社2社から受託し、今月から業務を開始した。
イーストタワーはオフィス、レストラン、店舗、ホテルなどの多目的用途ビル、ウェストタワーは高機能オフィスビルとなっており、「杜と緑の中の街」をテーマに開発された品川シーサイドフォレストの中核を担う。
JLLは、本物件がGIC・RE傘下の特定目的会社から日本で初めて受託できたこと、レポートシステムが評価されての受託であったことなどを挙げて、同社にとって大きな意味がある受託であると述べている。