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東京駅八重洲口再開発 地上42階と43階建のツインタワー工事完了予定は平成23年3月末 9月10日第Ⅰ期工事に着手

2004.09.20 11:26

 JR東日本(東京都千代田区)、三井不動産(東京都中央区)、鹿島八重洲開発、(東京都千代田区)、国際観光会館(東京都千代田区)、新日本石油(東京都港区)は9月10日より、東京駅八重洲口開発工事を着工した。
 同開発は、Ⅱ期に分けて行われ、Ⅰ期工事は超高層ツインタワーの建設、Ⅱ期工事は鉄道会館ビルを解体した上で、中央部を建設し、中央部を建設し、北棟低層階の増床となる。特例容積率適用区域制度を適用し、未利用容積を移転し、活用する。超高層ツインタワーの南棟は地上42階地下4階、北棟は地上43階地下4階。ツインタワーはオフィスビルとなっており、北棟低層階には、大丸東京店が入居する。
 総事業費は概ね1300億円が見込まれており、全体事業シェアはJR東日本60・2%、三井不動産18・8%、鹿島八重洲開発10・2%、国際観光会館6・0%、新日本石油4・8%。工期はⅠ期工事の南棟が平成16年9月〜平成19年8月末。北棟が平成16年9月〜平成19年10月末。Ⅱ期工事の中央部及び北棟低層階の一部については平成23年3月末までの工期を予定。
 開発後は、駅前広場の奥行きが拡大され、緑豊かな歩行者空間が創出されることにより、首都東京にふさわしいシンボリックな都市景観が生み出されることになる。




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