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ビル業界往来

2004.09.20 11:22

★10月1日に社名変更
NECグループのビル管理会社NECアメニプランテクスはNEC傘下のビル管理不動産会社と統合し、NECファシリティーズに名称変更する。/昭和35年設立の千代田ビル管理は、オンラインビル管理システムの商標として使用していた「BILCM(ビルコム)」を活かして、社名を「ビルコム」に改称する。

  ★うれしい悲鳴
1級建築事務所の古橋建築企画研究所では、瑕疵工事に泣き寝入りしないためのコンサルティングを行っている。ビルオーナーからは全幅の信頼を寄せられているため、管理・メンテナンスに関する相談まで寄せられるという。代表の古橋氏は多忙なため全てに対応するのは困難で、どこまで対応するかに悩んでいる。

  ★こだわりの…
コンバージョン等建設・設計のコンサルタント業のアフタヌーンソサエティなどが中心となって、先日、発刊された「東京R計画―RE―MAPPINGTOKYO―」。各分野の専門家が凝りに凝って作った作品で、初版4000部刷られたが、定価2500円では、赤字のリスクが高く、増刷は困難だという。

★壁を越える?
ユニバックス・ジャパンでは、壁面を真空吸着して登り、清掃を行うロボットを開発しているが、これまで販売し、現在も動いているものは仏のルーブル美術館と那須のハーモニーホールに納めた2台だけ。ロボットの売上だけでは生活が厳しく、社員一同アルバイトに明け暮れる日々が続くが、何時の日か報われる日を夢見て今日も開発を続ける。

★スケルトン名刺
駅前広場等の建築設計及び屋上空間の有効活用を提案する都市環境研究所の代表取締役上野順氏は、プラスティック製の向こう側が透けて見える名刺を使用している。これは、少しでも相手に印象を残すことと、ユニークな発想を売りにする同社の理念を表現したものであるそうだ。

★ハイパーロック
コンクリート改質剤を販売するビーアールエス。同社の浸透性強化型吸水劣化防止剤「ハイパーロック」が、全日本建築士会の発行する「住と建築」8月号に取り上げられた。プロの間でも評判のようだ。




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