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三井住友建設 建築仮囲いを広告スペースに 若手アーチストのアートも展示

2004.09.27 10:44

 三井住友建設(東京都新宿区)は、港区西新橋で建設中の虎ノ門法曹ビルの建設仮囲いの一部を屋外広告や展示ギャラリーとして提供している。
 展示スペースには、発色と対候性に優れたシールに印刷された広告や100点に上る作品とコンセプトを100mの仮囲いに張り出し、作品を個別に抜き出して白地の仮囲いに掲示している。
 しかしこれらは宣伝媒体としてではなく、街中で大きな面積を占める仮囲いに若手アーティストの作品を掲示することでアートを街に還元し、それに対する協賛広告を募るという一風変わったものだという。
 同社では、今後も建設仮囲いに屋外広告が掲示可能な地域においては、仮囲いの一部を広告板として利用しながらアーティストの作品を紹介する同様の事業方式を積極的に提案していくという。




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