週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

ビル業界往来

2004.10.18 16:27

★引合い多数
アーバンコーポレイションがリノベーションを行っている北青山二丁目の「アーバン北青山ビル」は2005年2月に完成予定だが、2万円近い賃料設定にも関わらず、対応しきれないほどの引合いが来ているという。その要因は、賃貸ビルとしては珍しいメゾネットタイプの事務所にリメイクしたこと。
★30周年記念エッセイ募集
リクルートコスモスは創業30周年を記念して住まいに関するエッセイを募集している。募集期間は平成16年12月20日まで。一般部門の大賞賞金は50万円であるという。

  ★無料配布中
富士通愛媛情報システムズでは、施設管理を効率的に行う管理システムの体験版(30日間使用可能)の無料配布を行っている。このシステムはCADデータに連動してメンテナンス履歴や改修予定が記録・管理できるシステムである。

  ★お試しキャンペーン
フォイスでは、携帯電話から現場写真を会社のパソコンに送信し、管理するシステムを開発し、ASPサービスで配信しているが、サービス開始を記念して先着100社に限り3ヶ月間無料で使用できるキャンペーンを行っている。詳しくはホームページを参照。

  ★新商品開発中
屋上防水施工会社の旭硝子ポリウレタン建材では、ビル改修ニーズの高まりに応え、防水に止まらない長期的な修繕コスト削減につながる新商品を開発中。教育施設など公的施設やビルの改修対象が耐震性に傾倒しつつあるが、こうした改修に伴って、外壁・屋上のリニューアルを行うケースが少なくないことに着目している。

  ★壁面に野菜
壁面緑化事業を手がける杉孝は、先日行われた第36回管工機材設備総合展に出展した。通常の壁面緑化では、ツタやコケ植物など落下の心配が少ないものが利用される傾向だが、同社では、花や野菜なども設置することが可能であるという。このイベントでは、展示されなかったが、来年以降のイベントでは、野菜が実った壁面緑化商品の展示の可能性あり。

  ★今年も好評!
コンストラクションマネジメント会社のエイチアンドエムコンサルタントは、昨年に続き、今年のビル経営フェアでもかなりの収穫があったそうだ。実際、赤羽のビルオーナーと具体的な話に入っているなど、CMへの理解が広まっている表れともいえそうだ。阪急東宝グループである同社への信用も追い風になっている。

  ★組合掲示版発行
エコリニューアル事業協同組合は、組合掲示板9・10月号を発行した。組合員紹介コーナーでは、各社の沿革や特徴などが掲載されており、事業のコラボレーションが進む、建築・設計業界の有益な情報ソースとなっている。今後は注目されつつあるビル再生事業への積極的な取り組みを呼びかけていくそうだ。




週刊不動産経営編集部  YouTube