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森ビル オランダヒルズ森タワーの高層棟が竣工 東京都水道局との共同プロジェクト 地上24階建ての大規模複合ビル
2004.10.25 15:56
森ビル(東京都港区)は、港区虎ノ門において、東京都水道局との共同事業により建設を進めている複合用途プロジェクト「オランダヒルズ森タワー」の高層棟が竣工した。
オランダヒルズ森タワーは、東京メトロ日比谷線「神谷町駅」徒歩1分に位置する地上24階地下2階延床面積3万5656・29㎡の事務所・店舗・住居複合ビル。
オフィスは14階〜24階および3〜5階に配置。天井高2・8m、OAフロア10㎝、1フロア約1040㎡の無柱空間を実現し、グリッド型システム天井「フォレストシーリングシステム」や約50㎡単位で調整可能な空調制御システムを採用。
5〜13階に配置された住宅「オランダヒルズ森タワーRoP」は、総戸数69戸(58・49㎡〜159・61㎡)の賃貸住宅となっており、最大60畳からなるリビングスペースの広さに代表されるように、様々な用途や目的に応じた利用が可能で、居住者専用のラウンジやミーティングルーム、地上100mから目前の東京タワーとともに都心の眺望が楽しめるルーフガーデンなど共用施設も充実している。
平成17年2月の低層棟「オランダヒルズ森タワープラザ」完成により全体竣工となる。