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松下電工 エミット・ビルコントローラWeLBAの販売を開始 床面積5000㎡規模のビル向け

2004.11.01 16:19

 松下電工(大阪府門真市)は、11月21日より、ビルオートメーションシステム「エミット・ビルコントローラWeLBA」の販売を開始する。
 床面積約5000㎡規模のビルにおいては従来、ビル設備の中央監視システムは高機能ではあったものの高額なため導入機会は少なく、警報監視・遠方操作・照明制御・検針・計測などが別々の設備で運用されていたが、そうした規模のビルにおいても設備の一元管理のニーズが高まりつつあり、安価なシステムが求められていたことから開発に至ったという。
 ビル設備の照明制御、動力制御、電力量計測、警報監視などを一元管理でき、コントローラ一台で床面積5000㎡規模の設備監視を行うことが可能。また、照明制御にはセンサ付調光端末機を接続することで、あらかじめ設定した照度を保ち、自動調光で省エネを実現できるほか、コントローラの制御・監視にはWeb技術を利用しているため、所有している汎用パソコンからWebブラウザで制御・監視ができ、イントラネット上のパソコンであれば、どこからでも制御・監視および様々な設定を行うことができることなどが同システムの主な特長。
 価格は300万円から(コントローラ一台、各種端末器計40台の場合)となっている。




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