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白寿生科学研究所 見えないスピーカー:セラサウンドを開発 一般音声放送・非常放送に対応軽量・コンパクトで設置が容易
2004.11.01 16:20
白寿生科学研究所(東京都渋谷区)と竹中工務店(大阪府大阪市)は天井・壁・ガラスがスピーカーになる「見えないスピーカー:セラサウンド」を共同で開発した。
同製品は、今年8月10日に非常放送設備S級及びM級の型式認定を、そして10月12日には同製品の製造工場としての工場審査個別認定を、消防庁の認定機関である日本消防検定協会より取得している。
再生周波数帯域は300Hz〜5・5kHz程度で、一般音声放送やBGM用にも使用できる室内非常放送スピーカーであり、振動体を建材の裏側に接着することで、建材自体がスピーカーの役割を果たすため、意匠性の高い建築空間を実現する。
680g、176×210×40mmと軽量かつコンパクトな上、結線もワンタッチで差し込み接続できるため、場所を選ばず幅広く容易に設置できるなど、新しいタイプの室内用スピーカーの登場である。