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西松建設 60階クラス超高層RCプレキャスト溝法開発 1F2日の工期短縮
2004.11.15 11:24
西松建設(東京都港区)は、60階クラスの超高層住宅の建設に向けて超高層RCプレキャスト構法の開発を完了した。
本構法は、今後、増加が予想される60階クラスの超高層住宅をターゲットとし、100N/㎟の超高強度コンクリートを使用し、躯体のプレキャスト化を図ることが特徴となっている。
施工実験の結果、サイトプレキャスト工法を想定した超高強度プレキャストコンクリート部材の製造も可能で、これによりコスト低減に貢献できること、プレキャスト工法の採用により、在来工法に比べて1フロア当たり2日の工期短縮が可能であることを確認した。
同社では、本構法を不動産開発事業者等に向け積極的にアピールしていく予定であるという。