週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

オリックス不動産投資法人 AIGエジソン生命保険に資産譲渡 3物件の売却価格総額43億4000万円

2004.12.20 11:43

 オリックス不動産投資法人(東京都港区)は、12月17日、AIGエジソン生命保険(東京都中央区)に所有資産を譲渡した。
 現状および将来にわたり、ポートフォリオ全体の資産構成に与える影響、配当に与える影響、ポートフォリオ運用の効率性などを総合的に勘案し譲渡を行うもの。
譲渡した3物件は、平成13年12月に16億円で取得した、都営地下鉄「牛込神楽坂」駅徒歩1分に位置する平成4年竣工、地上9階建、延床面積3261・91㎡の「日交神楽坂ビル」。平成13年12月に取得した東急線「不動前」駅から徒歩5分に位置する平成3年4月竣工、地上3階建、延床面積1822・33㎡の「ウエストサイド五反田」。平成14年1月に取得したJR線「五反田」駅から徒歩2分に位置する平成9年竣工、地上9階建、延床面積3595・81㎡の「ランディック五反田ビル」。
 3物件とも事務所用途のビルとなっており、譲渡予定日の稼働率は100%。日交神楽坂ビルが16億2700万円、ウエストサイド五反田が5億7800万円、ランディック五反田ビルが21億3500万円、の合計43億4000万円。
 譲渡方法は不動産を信託後、信託受益権を上記譲渡先へ譲渡することとなり、仲介者はないため仲介手数料は発生しない(資産運用会社であるオリックス・アセットマネジメントに対し、資産運用委託契約に基づく報酬として譲渡価格の0・5%に相当する金額は支払われる)。




週刊不動産経営編集部  YouTube