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東芝エレベータ 世界最高速エレベーターとして認定地上101階建「TAIPEI-101」に納入
2004.12.20 11:44
東芝エレベータ(東京都品川区)は、世界最高速となる時速60・6㎞のエレベーターを開発し、台湾・台北市の地上101階建て、ビル「TAIPEI-101」に納入され、ギネス社により、「世界最高速エレベーター」として認定された。
新技術としてかご室内部の気圧を調整する「気圧制御システム」、かごに取りつけたセンサーからの振動の情報をもとに、かごの水平方向振動を打ち消す「アクティブ制振装置」、形状の最適化をはかった「整風カプセル」などを取り入れた。
同ビルに納入された同社の昇降機は、世界最速エレベーター2台の他、かご室2階建て構造にしたダブルデッキエレベーター34台を含むエレベーターおよびエスカレーターの合計111台。同社は今後もグローバル市場で積極的な事業展開を図っていく。