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サンフロンティア 中古ビル証券化で新規私募ファンド1号組成
2005.01.03 15:31
サンフロンティア不動産(東京都中央区)は、リプランニング事業において再生した中古事業用ビルを証券化し、新規私募ファンド1号として組成した。
証券化したのは「テンルームス表参道」。これは、鹿児島県が保有し、職員が出張等で東京での宿泊施設として利用されていたもので、昨年、同社が競争入札で、落札したもの。神宮前という集客力を生かし、テナントとの共同企画にて、商業・住居複合ビルに用途返還を施した。総事業費用は、21億3000万円。UFJつばさ証券紹介の投資家、同社と別組織である子会社SFキャピタルによる匿名組合出資、東京三菱銀行によるノンリコースローンにてSPCの資金調達を行った。
運用期間は、3年間+テール1年間を予定している。