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三井不動産　三信ビルディング解体決定

2005.01.31 10:30

　三井不動産（東京都中央区）は、東京都千代田区有楽町に所在する三信ビルディングの解体を決定した。
　同ビルは昭和５年竣工、地上８階地下２階、延床面積２万3771.70㎡のオフィスビル。日本工業倶楽部や東京銀行集会所などを手掛けた松井貴太郎氏により設計された建物で、その歴史を感じさせる佇まいは有名である。
　老朽化が進む状況下、大規模リニューアルなど様々施策を講じても今後長期にわたり運営・管理することは困難だとの判断が解体の理由。
　テナントの退去・移転を完了した後、解体工事に着手することになるという。