週刊ビル経営・今週の注目記事

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ビル業界往来

2005.01.31 10:26

★新田ビル建て替え
昭和5年の竣工依頼75年の歴史を誇る銀座八丁目の新田ビルの取り壊しおよび新ビル建設が決定した。改修の理由は「老朽化が著しいため」とされ、本年4月より工事が開始される。新ビルは地上9階、地下2階、延床面積約7,500㎡、竣工予定平成19年3月、投資金額24億円を予定しており、低層階には商業テナントの入居するスペースを設ける。

★物流部門を新設
ジョーンズラングラサールは26日、インベスター・サービス事業部に「物流施設マネジメント」部門を新設、サービスを開始したと発表した。旧幸洋コーポレーションPM事業本部営業企画部長などの経歴を持つ杉山実氏をアソシエイト・ダイレクターに任じ、PMr、Rmr、アシスタントの陣容でスタート。「近い将来陣容を拡大して収益の柱に育てる方針」であるという。

★本社ビル建設して移転
旭電化工業は東京都中央区日本橋室町の古河ビルから、発祥の地であり登記上の本店所在地である東京都荒川区東尾久に新本社ビル(地上15階建て、延床面積13,381㎡)を建設し本社機能を移転することを発表した。竣工予定は平成18年3月、営業開始予定は平成18年5月1日。約600人が勤務し、情報の集約を図る。

★街づくりを支援
再開発コーディネーター協会は藤田記念まちづくり企画支援事業と題し、街づくりに関する画期的で創意溢れる企画に対して毎年100万円の範囲内で資金を提供しており、今年も応募を受け付けている。支援対象は特に制限しておらず、応募は自薦・他薦を問わない。締め切りは2月28日まで。

★講習会を実施
建築設備技術者協会は3月11日(金)10時~16時半までの日程で建築会館ホールにて豊かな都市環境を創造する設備技術についての講習会を実施する。大成建設による羽田空港第二ターミナルの防災設備の取り組みや大林組によるオアシス21など具体的な事例に基づき講演がなされる。定員は100人で受講料は会員が18,000円、非会員は21,000円。

★新社員研修会
東京建設業協会は4月4・5日の2日間、マツダ八重洲通ビル(中央区八丁堀)9階にて平成17年度新入社員研修会を開催する。定員は150名で、受講料は12,000円となっている。申込書に所要事項を記入の上、FAXによる申込みとなっている。FAX03-3555-1299まで。

★受付終了
建築環境・省エネルギー機構は、2月16日に行われるSB05Tokyo日本組織員会の申込みを締め切った。諸外国の建築事例が紹介されるこの会の会員は250名であったが、既に予約で満員となっておりサステナブル建築に対する関心の高さが窺える結果となった。




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