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小田急電鉄 成城学園前駅ビルの開発概要決定 延床面積約1万5900㎡の商業施設
2005.02.14 16:36
小田急電鉄(東京都新宿区)は、成城学園前駅の上部で開発計画を検討してきた「成城学園前駅ビル(仮称)」の開発概要を発表した。
同ビルは、複々線化、連続立体交差化によりホームを地下に移設した成城学園前駅と一体的に建設する、地上4階建て、延床面積約1万5900㎡の商業施設で、地下1階、地上1階・2階の一部は既存の駅施設となる。
「成城らしい豊かさの追求」をコンセプトに、物販・飲食店舗・保育所・クリニックなど約40店舗が入居する予定。
1階の駅自由通路からガラス屋根までの大きな吹き抜けを設け、4階の一部分に屋上庭園を設置するなど、成城の街が持つ緑を大切にした環境づくりを目指していく。
なお総事業費は約45億円。着工は4月、竣工は9月を予定している。