週刊ビル経営・今週の注目記事

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ビル業界往来

2005.02.14 16:34

★アーク森ビル稼働率98%に
一昨年の11月からリニューアル工事を行っていたアーク森ビルでは、今年2月末の工事完了を控えて、稼働率が98%に達することを発表した。リニューアル内容を打ち出した営業活動による新規テナント獲得や既存テナントの内部拡張需要など、リニューアルが評価された。なお、リニューアルに掛かる費用は100億円超を見込んでいる。

  ★TV放送開始
東誠不動産では今月3日からインターネットTVを開局した。会社に関する様々な情報提供を伝えていく。当初は、同社のビジョン・事業内容を説明した会社紹介と、企業CMの2チャンネルをオンエアし、今後はバリューアップ事例の紹介、IR、販売物件紹介チャンネルなどを企画している。

★パンフレット発行
省エネルギーセンターでは、業務用ビルの運用管理における省エネチューニング(調整)について実例を交えて分かりやすく説明したパンフレットを無料で配布している。ビルのエネルギー消費量や設備・機器などを把握することにより、効率的な管理を促すのが狙い。

  ★着工床面積増加
国交省がこの程発表した昨年1年間の建築着工統計よれば、全建築物の着工床面積は1億8151万㎡で、その内公共物件は977万㎡(前年比21.5%減)、民間物件は1億7174万㎡(前年比6.9%増)。全体では2年連続の件数増加となった。

★温暖化対策を条例化
東京都では、昨年5月の東京都環境審議会の答申「実効性のある温暖化対策について」を踏まえ、環境確保条例の改正案を提出し、先駆的な温暖化対策の条例化を図る。建築物環境計画書制度の強化(大規模建築物の環境に配慮した設計)など推進される見通し。

  ★移転しました
不動産コンサルティングなどを手掛ける中林総合研究所は、東京都中央区銀座3―10―7銀座京橋ビル10Fへ移転した。移転理由は、同社が事務局を務める三水会の会員などに向けてコンサル・会議スペースを拡張するため。なお、電話・FAX番号は変わらない。

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