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ＴＯＴＯ　陶器上面裏側にセンサーを内蔵　約１０％の節水を実現

2005.02.21 15:49

　ＴＯＴＯ（福岡県北九州市）は、「マイクロ波センサー」を小型・低コスト化し、小便器に搭載したライニングユニット「小便器ユニット・センサー隠蔽タイプ」として２月１７日より販売を開始した。
　今回開発された「マイクロ波センサー」は、反射してくる電波の波長の変化から、物体の「動き」を検知できるため、黒など赤外線を吸収する服や背の低い子供など、検知不良を解消できるのが特徴となっている。またマイクロ波は陶器を通過するため、センサー本体を陶器上面裏側にセンサーを内臓することによって、センサー窓のないデザインを実現できた。
　従来の光電センサーでは、人体検知時間に応じて洗浄水量を決めていたが、尿流検知時間に応じた水量になることで約１０％の節水にもなるというメリットもある。