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フロンティア不動産投資法人 名古屋市の開発型物件を231億円で取得 20年間の定期建物賃貸借契約結ぶ

2005.02.28 14:52

 フロンティア不動産投資法人(東京都港区)は、旧名古屋工場開発建物を取得した。
 同物件は、平成17年3月着工、平成18年3月竣工予定の開発型物件である。名古屋駅から5㎞の名古屋市東区に位置し、ナゴヤドームに隣接し、名古屋市中心部を取囲む幹線道路である名古屋環状線に面し、地下鉄名城線ナゴヤドーム前矢田駅から徒歩3分、と利便性は高い。
 地上5階建て、延床面積15万4288・07㎡の商業施設を建築し、1階から3階の店舗部分は、イオンの総合スーパーと大小多彩な物販専門店、飲食店及びアミューズメント施設等によるショッピングモールで構成される予定。4階から屋上までの三層の立体駐車場と地上部の平面駐車場をあわせて約2800台の駐車場が付帯されるという。
 資産取得先は日本たばこ産業(東京都港区)。取得価格は241億円。
 イオン(千葉県千葉市)と20年間の定期建物賃貸借契約を結ぶため、稼働率は100%の予定であり、想定NOI利回りは5・6%となっている。




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