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松下電器産業 シナプスネットを開発 統合制御・省線を実現 今年度下期より販売予定

2005.03.07 16:12

 松下電器産業(大阪府門真市)と松下電工(大阪府門真市)はAV系システム、設備・電材系システム、情報系システムの統合制御を実現し、機器間連携、多機能化、省線化なども容易に可能にするIP統合ネットワークプラットフォーム「シナプスネット」を開発した。
 「シナプスネット」は、ビル・オフィス、公共インフラなどで使用され、各種ネットワーク上でも取り扱われている映像、音声、データ、制御信号を一元的に扱うためのIPネットワークプラットフォームのこと。
 従来、基本的には別々に制御されてきた各種システムの連携、統合運用だけでなく、特にIPでは難しかった低遅延の高画質動画伝送も統合ネットワーク上で実現する。
 また、同プラットフォーム上で、松下電器と松下電工の機器、システムの統合による「ビル丸ごと」、「エリア丸ごと」ソリューションのパッケージ化が可能となるため、両社はプラットフォームを活用した各種分野・業界向けのソリューションパックを具体的な「コラボV商品」として今年度下期から順次発売していくという。




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