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鹿島建設　超高層・不整形の建物でも工事可能　「ウインカー工法」を開発

2005.03.28 09:43

　鹿島建設（東京都港区）は新免震工法「ウインカー工法」を開発した。
　同工法は、積層ゴムを鋼製のウイングプレートを介して基礎に固定する据付工法。積層ゴムに引き抜き力が発生した場合、ウイングプレートが引張変形の大部分を吸収するため、積層ゴムはほとんど引張力を受けず損傷も生じない。特殊な装置が必要ない固定方法であるため、従来、困難で制約のあった超高層ビルや不整形な形状の建物でも信頼性の高い免震構造を低コストで実現可能。日本建築センターの一般評定を取得したことから、煩雑な手続きが必要なく、他社設計の免震建物にも適用できる。