週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

住友商事 晴海トリトンオフィスタワーY棟を流動化 物件譲渡価格は860億円リースバックで継続使用

2005.04.11 17:08

 住友商事(東京都中央区)は、本社事務所として使用している「晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーY棟」の1階、2階、16〜39階の区分建物部分及びそれに対応する土地を流動化した。
 同ビルに信託設定を行い、その信託受益権を特別目的会社「有限会社グランタワー」に譲渡する信託受益権売買方式となっており、住友信託銀行に不動産管理処分信託を委託した。
 特別目的会社グランタワーは、三菱証券のアレンジにより設立され、三菱東京ファイナンシャル・グループが出資するファンドなど複数の投資家から出資を受けた特別目的会社だ。
 譲渡価格は860億円。流動化後も、同ビルをリースバックし、これまで通り本社ビルとして継続使用していく。




週刊不動産経営編集部  YouTube