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東京都「ヒートアイランド対策推進エリア」を設 定東京23区部の4箇所において壁面緑化・保水性舗装等を実施
2005.04.18 16:17
東京都は、「ヒートアイランド対策推進エリア」として23区部4箇所を設定した。
設定したのは、「都心エリア」約1600ヘクタール、「新宿エリア」約600ヘクタール、「大崎・目黒エリア」約1100ヘクタール、「品川駅周辺エリア」約600ヘクタールだ。
エリア選定に際し、①熱環境マップに基づき、大気へ与える影響の大きい地域を抽出②環境に配慮した民間開発を誘導できる都市再生緊急整備地域を核とする③上記のほか、将来広範囲に開発が見込まれ、予めヒートアイランド対策を取込みながら、都市開発を計画的に誘導すべき地域を設定、の3点の考え方を採用。設定エリアにおいて民間再開発等における対策の誘導とともに、保水性舗装、壁面緑化、などを重点的に実施していく。