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三井不動産 豊洲地区再開発事業のCSRポリシーを策定 環境・景観など7項目を発表
2005.04.25 13:51
三井不動産(東京都中央区)は、石川島播磨重工業(東京都千代田区)などが、江東区豊洲地区においてウォーターフロント複合開発を推進している造船所跡地等約50haの再開発事業について、CSR的視点での街づくり理念(CSRポリシー)を策定した。
街づくり理念の内容は①ヒートアイランド対策として、マンションの駐車場棟などの屋上緑化や、マンションと商業施設において合同打ち水を行い、マンションの購入者に対し、入居時に買い物バッグを無料で配布し、ゴミの減量化を推進。②「まちづくりガイドライン」に基づき、海からの景観を意識するとともに、ドック跡を活かしたランドスケープをはじめ、街角の広場空間や建物低層部の張り出し部分を利用したアメニティースペースなど、賑わいを演出し、歩いて楽しい空間を生み出す。③地震や高潮対策として耐震補強された護岸が整備されるとともに、ドック跡を活用した非常時の海上輸送も検討中。④保育所や託児所の整備に加え、子供向け社会教育型テーマパーク「キッザニア」(本社メキシコ)が日本初進出を予定するなど、子育てしやすい環境づくりを目指す他、7項目からなっている。