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松下電工「ＬＡＣＳＬリモコン」を販売

2005.05.09 16:53

　松下電工（大阪府門真市）は、省施工・省設定で照明を集中制御や一括ＯＮ／ＯＦＦできる、スイッチシステム「ＬＡＣＳＬリモコン」の販売を５月１日より開始した。
　同社はこれまで「多重伝送フル２線式リモコン」「ワンショットリモコン」を主に２０００㎡を越える大規模施設に導入してきたが、今回開発したのは中小規模向けのものだ。
　同製品は、個別集中制御、一括ＯＮ／ＯＦＦを行うのに必要な機器が、リレー付親器、個別スイッチ、一括ＯＮ／ＯＦＦスイッチのみというシンプルな構成が特長。配線についても、リレー付親器から照明器具へ１００Ｖ配線、個別スイッチや一括ＯＮ／ＯＦＦスイッチからリレー付親器へは、信号線２線を配線するだけの省配線であり、また電源電圧はＡＣ１００〜２４２Ｖとボルトフリー対応になっている。システム構築に必要な商品点数が削減できるため、イニシャルコスト抑制につながり、システム導入後は、集中制御や一括ＯＮ／ＯＦＦにより、省エネにもつながる。
　約５００㎡以下、数回路〜２０回路（最大４８回路）まで対応可能で、価格は１６回路の場合で１０万３３２０円（税込み）。