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国土交通省 不動産証券化の市場規模16年度は約7.5兆円に 証券化の出口を迎えた案件増加転売・リファイナンスは1.1兆円

2005.06.13 15:45

 国土交通省は今月10日、不動産証券化実態調査の結果を発表した。
 これによれば、平成16年度中に証券化された不動産資産額は約7・5兆円で、平成15年度に比べると、約1・9倍と大きく伸びている。昨年末までの単純累計は、約20兆円となっている。
 一方で、証券化の出口を迎えた案件も出てきており、アンケート調査で確認できたリファイナンスまたは転売が、平成15年度で約4200億円、昨年度で1・1兆円程度となっている。Jリート物件もファンドからの転売が含まれること等があるので、実際の額はこれよりも大きいと予想される。
 なお、信託受益権を有限会社・株式会社を通じて証券化する方法がもっとも多く、昨年度においては4兆1770億円で全体の55%を占めた。




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