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アーバン・アセットマネジメント リゾートウェディング対象のファンド運用開始 運用期間5年・総資産規模約7億円
2005.06.20 14:35
アーバン・アセットマネジメント(東京都千代田区)は、リゾートウェディング施設を投資対象とした開発型ファンドを組成し、運用を開始した。
同ファンドは、沖縄本島恩納村に所在する既存未稼動ホテルにリノベーション、コンバージョンを実施後、敷地内に南欧風チャペルを建設し、リゾートウェディング施設として運用する開発型ファンドで、開発後は安定的なインカムゲイン確保する保有型ファンドとして運用するもの。名称は「OPPリゾート」で、平成17年8月の竣工を予定、運用期間は5年間、総資産規模は約7億円だ。
恩納村は、海と山と文化に恵まれた沖縄本島を代表するリゾート地であり、県内外から多くの観光客が訪れるほか、沖縄県が観光地としてだけでなく、ウェディング候補地としても人気を集めている。そこで、OPPリゾートは沖縄県内での立地条件に加え、こうした沖縄リゾートウェディングマーケットの拡大を見越して組成したものだ。
同社は、今後も全国の未稼動、低稼働資産を開発・再生するファンド事業を今後の重点領域としながら、開発力を活かし、積極的に事業展開を図る。