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TOTO ウォシュレット出荷台数2000万台突破 温水洗浄便座の普及率は約6割
2005.07.04 17:30
TOTO(北九州市)は、昭和55年に発売を開始した「ウォシュレット」が、ちょうど四半世紀を経過して、今年6月、累計出荷台数2000万台を突破したと発表した。
同社によると、温水洗浄便座市場全体の普及率は59・7%ということで、2件に1件以上の割合で利用されている。ウォシュレットは、発売から18年後の平成10年に1000万台を突破し、近年ではトイレリニューアル需要の増加などもあり、2000万台突破までは7年で到達した。
発売から25年間でウォシュレットは進化し続け、最新機種では手を触れずにトイレの一連の動作が全自動で行える「便ふたオート開閉」「オート便器洗浄」などの機能を搭載している。特に1番人気のアプリコットシリーズでは購入者の約半数が「オート便器洗浄」機能の付いた機種を選択するという。