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東海旅客鉄道 JR東海新横浜駅ビル工事に着手 延床面積全体約9万㎡ 平成20年の開業予定
2005.07.04 17:18
東海旅客鉄道(愛知県名古屋市)は、同社及び同社のグループ会社が設計などを進めてきた東海道新幹線新横浜駅改良並びにJR東海新横浜駅ビル(仮称)の本体工事に着手すると発表した。
同計画は、「のぞみ・ひかり」の増停車や乗降客の増加に対応するため、切符売場、改札、ホーム階段等の増設、鉄道相互間の乗換えに便利なレイアウトに変更し、また駅前広場の再整備を行う東海道新幹線新横浜駅改良工事と、JR東海新横浜駅ビル(仮称)新設工事を行うものだ。
駅ビルは、延床面積全体約9万㎡、高さ約75m、商業施設約3万4000㎡、オフィス約1万6000㎡、ホテル約1万1000㎡で構成される。
開業は平成20年。施工は大林組(東京都港区)、名工建設(愛知県名古屋市)、ジェイアール東海建設(愛知県名古屋市)の3社。なお、商業施設、オフィスの運営主体が、新横浜ステーション開発(神奈川県横浜市)、ホテルの運営主体はジェイアール東海ホテルズ(愛知県名古屋市)となる。
また、7月8日、10時30分〜11時40分、JR東海新横浜駅ビル(仮称)建設予定地内において、安全祈願祭並びに起工式を実施するという。