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ジャパンリアルエステイト投資法人 ビュレックス麹町を70億円で取得 総賃貸事業収入は3億24000万円
2005.07.18 15:13
ジャパンリアルエステイト投資法人(東京都千代田区)は、スペースデザイン(東京都千代田区)より「ビュレックス麹町」を70億円で取得すると発表した。
同物件は、東京メトロ有楽町線「麹町」駅から徒歩1分に位置する、平成17年1月竣工、地下1階・地上11階建て、延床面積6526・64からなる事務所・店舗複合ビルだ。
平成17年1月竣工の新築物件であること、スペースデザインとの間で10年間の定期建物賃貸借契約を締結することでポートフォリオの収益の安定性が確保できること、同物件が位置している「麹町・紀尾井町」エリアが文化的・学術的イメージや落ち着いた周辺環境にあることから、弁護士・会計士・出版企業等のオフィスニーズが強いほか、ベンチャー企業等オフィス立地にブランドを求める企業からの人気も高いこと、また、徒歩圏内で地下鉄5路線及びJR「四谷」駅が利用可能という高い利便性を誇っていること、などを物件取得の理由としている。
なお、総賃貸事業収入は年間で3億2400万円。諸経費については、物件に係る公租公課、損害保険料、修繕・更新工事費についてはジャパンリアルエステイト投資法人が負担し、建物維持管理費全般(水道光熱費を含む)、転貸に伴う貸付関連費用はスペースデザインの負担となる。物件取得日は7月29日を予定している。