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清水建設 「シミズNewRCSS構法」を開発・実用化

2005.07.18 15:11

 清水建設(東京都港区)は「シミズNewRCSS構法」を開発・実用化したと発表した。同構法は、柱の少ない大空間をローコストで建設する必要がある大規模商業店舗や倉庫などのために同社が開発した「シミズRCSS構法」をベースに、建物のさらなる高層化を目指して開発したものだ。
 高強度コンクリートを使用した圧縮に強いRC柱と曲げ・引張に強い鉄骨梁を同社独自の接合技術で一体化し、極めて高い強度と耐震性を持っているため、柱の少ない大空間を持つ建物を短工期で建てられる上に、60mの高さまで建設可能。柱の間隔は、RC造で建てる場合に比べ、広くでき、大型商業店舗や倉庫などに適している。また、コスト的に優位な鉄筋コンクリートを柱に使っているため、躯体コストを15%ほど削減でき、さらには30mクラスの建物を建てる際に、柱に高強度コンクリートを使用することで、柱のサイズを従来のRCSS構法やRCSS構法に類似した他社のハイブリッド構法より15%ほど小さくでき、有効な床面積を広くとれるのが同工法のメリットとなっている。




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