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清水建設 「マイティヘッド鉄筋」の本格普及図る 生産工場を関東に一箇所増やす
2005.09.26 17:08
清水建設(東京都港区)は、年4万本生産し、供給している「マイティヘッド鉄筋」について、11月1日から、生産工場を新たに関東に1箇所増やし、年10万本以上生産することで、供給先を関東以外の作業所にも増やすと発表した。
「マイティヘッド鉄筋」は、丸鋼材を輪切りにした定着板を摩擦圧接で接合するというシンプルな構造・製造方法が特長。柱梁接合部の鉄筋の過密が緩和され、配筋設計の自由度が向上し、工場生産したマイティヘッド鉄筋を搬入して組み立て作業するだけ。配筋施工性が向上するなど、柱・梁接合部の高品質化・施工効率化が可能な鉄筋の機械式定着工法で、ローコスト化を実現している。
今年度の建築工事への「マイティヘッド鉄筋」適用は30件以上を見込み、翌年度以降は中低層建物などへも積極的に展開を図り、50件に増やす計画だ。