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東芝エレベータ　キャラバンカーの全国訪問を開始

2005.10.31 17:15

　東芝エレベータ（東京都品川区）は、エレベーターの地震対策やセキュリティー対策などの理解を促す「キャラバンカー」を製作し、マンションなどへの訪問を開始した。
　近年、全国各地で大規模な地震や台風が発生し、多数のエレベーターに被害をもたらしている。また、昇降機業界では「リニューアル市場」が拡大しており、同社の管理ビルにおいても対象となる設置後２０年を経過したエレベーターは毎年２千台規模で増加しているという。
　こうした背景から、地震時管制運転および停電時自動着床運転が体験できるエレベータの実機シミュレーション、また映像と、かご室を実際に振動させることにより実際に階から階へ移動しているかの様なシミュレーション運転などが体感できるエレベータ実機を搭載した「キャラバンカー」を製作するに至った。