週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2005.10.31 17:08
★健康配慮したマンション開発
SBIパートナーズは、業務提携した渋谷工業から天然建材の提供を受けて、健康や地球環境に配慮した賃貸マンションを開発していく。既存の賃貸マンションと差別化を図りながら受注拡大を行っていく。
★本社移転及び組織変更
ゼファーは、本社機能を集約し、効率化を図ることを目的に、10月31日付けで本社を現在の東京都千代田区岩本町から中央区日本橋浜町3―3―2トルナトーレ日本橋浜町へ移転する。また、11月1日付けで、組織変更も行う。「事業推進室」「不動産流動化事業本部」「住宅事業本部」「エンジニアリング本部東京建築支店CM営業部」を「事業本部」に統合し、同本部にデベロップメントグループ、インベストメントグループ、トータルマネジメントグループ、分譲住宅グループ、事業推進グループ、CM営業グループを設置するとともに、札幌営業所、大阪営業所を同本部の所管とする。また、「ISO準備室」を「ISO推進室」に改称。「統括本部」を「管理本部」に改称。経営企画室および関連企業室を管理本部の所管とする。
★取締役選任
ダーウィンでは、10月28日開催の取締役会および臨時株主総会で旧役職執行役員営業統括本部長の丹野智幸氏を取締役営業統括本部長に選任したことを発表した。なお、丹野氏はインボイスMYM代表取締役も務めている。
★那須で大規模分譲
東急不動産では、「那須」の御用邸に隣接する約100haの土地において、会員制リゾートホテル、ゴルフ場、別荘地からなる複合リゾート「東急那須リゾート」計画を推進中だが、この度、同計画地の別荘地「TheHills(予定総区画数2」46区画)について分譲を開始する。100区画以上の纏まった大型の別荘地分譲については、平成9年に供給開始した熊本県阿蘇(約140区画)が直近のもので、今回の分譲については同社としても久々の大型分譲となる。
★杜の都事業再生ファンド組成
リサ・パートナーズおよび子会社のやしお債権回収は、杜の都信用金庫との間で、企業再生支援ファンド「杜の都事業再生ファンド」の組成ならびに同ファンドを活用した企業再生支援業務の推進について業務協力協定を締結した。投資対象としては、仙台市、塩竈市及びその周辺に一定の基盤を持ち、企業活力を充分発揮できていない中小企業を主な投資対象とする。
★名古屋で固定資産を取得
平和不動産は名古屋地区ビル運営事業拡大を目指して、名古屋市中区栄三丁目819番地(803.9㎡)を丸栄から28億9500万円で取得する。現況は店舗・駐車場タワーとなっており、引渡し日は来年の2月末を予定。
★取締役異動
東京美装興業では、11月1日付けで取締役の担当業務の異動を実施する。異動するのは高橋幸夫氏で、旧職の常務取締役社長室管掌に加えて事業開発室長も兼務していく。