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<大阪発>ニュース
2005.12.05 15:53
SOHOオフィス北浜に新オープン
ビル経営・管理業を行うアーカスクリエイト(大阪市北区)は、先月1日、新たな事業としてSOHOオフィス「SOHOPLUS北浜」を中央区淡路町にオープンさせた。代表・滋野氏は特徴を話す。
「月2万円台という低価格を実現するため、0・7坪の小部屋を用意しました」
同社はビルの1室を借り上げてSOHO事業を展開させている。現状の契約数については、全19室のうちIT関連の事業者などで4室が埋まっている状況だという。
「6割稼動すれば、賃料を上回ることができます」
ビルを購入して悪質事業者を撃退
大阪・日本橋のでんでんタウンでビル経営を行う澤田氏は、自身が運営する電気店に隣接するビルを約1億円で購入した。動機について話す。
「でんでんタウンのビルには海賊版のDVDなどを販売する悪質な店舗もあります。そうした事業者に入居されないように先に手を売ってオーナーになったのです」
しかし、ビルに入居できなくなれば、今度はでんでんタウンで露店販売を行うなど、手口がより悪化している状況だそうだ。
1階店舗の入居者決定
関西最大の商店街、心斎橋筋通りにビルを所有する鶴田氏。長らく空室となっていた1階店舗の入居が今秋に決まったという。
「インテリア用品の販売店が入ることになりました。心斎橋らしい華やかなテナントになったと思います」
空室期間中は、付近にあるそごうの特別セールの会場として貸し出していたという。セールのシーズンが来るたびに内装工事をしていたので、鶴田氏にとってはそれが一種の風物詩となっていたようだ。
「これからは、しばらく内装工事をしなくて済むでしょう。嬉しい反面、少し淋しい気持ちもありますが」