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東急不動産 「よこすか海辺ニュータウン」内に大規模複合商業施設を建設 主要テナントは「東急スポーツオアシス」

2005.12.12 10:52

 東急不動産(東京都渋谷区)は、東芝不動産(東京都港区)が所有する土地の開発プロジェクトの概要を発表した。  開発地となるのは、京浜急行本線「横須賀中央」駅徒歩20分、京浜急行本線「県立大学」駅徒歩10分に位置するヤングファミリー層を中心とした大規模なマンション群、大学施設、広大な公園などが集積する発展著しいエリア「よこすか海辺ニュータウン」地区内の5000㎡からなる敷地。同地に地上5階建て、延床面積1万9429㎡の複合商業施設を建設することになる。
 東急不動産は開発段階における事業の企画、推進、テナントリーシング等を行うプロジェクトマネジメント業務を行い、同施設の建設完成後に同社が15年間のマスターリース契約による施設運営管理を実施する。
 なお、東急不動産グループのフィットネスクラブ「東急スポーツオアシス」が、横須賀最大級規模となる約1000坪を使用し、主要テナントとして入居する予定。
 東急不動産は、同エリアを魅力的なマーケットと捉え、アクティブな印象のある「東急スポーツオアシス」を中核施設とすることで、周辺の既存施設と機能分担した商業施設を計画していく。その他のテナントについても、ファミリー層を中心に人気のある物販店、飲食店などを中心に誘致していくという。
 なお、着工は2006年で、竣工は2007年2月。開業は2007年3月を予定。年間150万人の来場者を見込んでいる。




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