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三井不動産 神戸のアウトレットパーク増床オープン決定 総事業費38億円投入し、新たに6店舗誘致

2005.12.19 15:51

 三井不動産(東京都中央区)は、アウトレットパーク「マリンピア神戸ポルトバザール」(神戸市垂水区海岸通、以下マリンピア)内で神戸市漁業協同組合が所有・運営する商業施設「シーフードマルシェ」の建物を取得、リニューアルを実施した後、新たにアウトレット6店舗を導入し、平成18年4月に(仮称)「アネックス」としてオープンさせる。
 マリンピアは、明石海峡大橋が一望できる景観と、ブランドショッピングが楽しめるリゾート風本格アウトレットモールで、平成11年の開業以来順調に推移してきた。増床にあたり、アネックスは、高感度なファッションブランド、スポーツブランドなどのさらなる強化、充実を図り、今まで以上に顧客満足を高める施設を目指す。
 全体施設の延床面積は約7900坪、アネックスの店舗数を組入れると78店舗のアウトレットショップの他、合計で92店舗が入居する。
 なお、敷地は神戸市から事業用定期借地で賃貸しているため、今回のプロジェクトに要する総事業費は38億円程度、増床オープンによって施設全体で年間150億円の売上げを見込む。
 三井不動産では、マリンピア神戸ポルトバザールの他、アウトレットパークを全国で6施設、開発・運営しており、全ての施設が順調に推移している。




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