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<不動産の新形態>フレキシブル　ブロードバンド構築でファイバーゲートと提携　自己資金がゼロでもコンバージョン可能

2005.12.26 14:04

　フレキシブル（東京都台東区）は、１６日付けでブロードバンド事業者のファイバーゲート（札幌市中央区）と提携した。コンバージョン事業におけるブロードバンドコンテンツの充実化を図る。
　同社が展開する「コンバージョンおまかせ安心パック」は、空室に悩むビルオーナーから依頼を受けて５年で投下資本を回収するプランでコンバージョンを実施し、施工後３ヵ月での満室を保証する。資金的に実施が難しいケースでも、同社が資金を立て替えて物件バリューアップ後、民間金融機関に借り替えることができるので自己資本ゼロでもサービスが利用可能だ。
　「マンションタイプ光ファイバーの設置基準は厳しくなる傾向にあり、小規模物件では導入が難しくなっています。ファ社のサービスを利用することで小規模物件でも光ファイバー利用が可能になりました」（糀屋氏）
　ブロードバンドのオプション窓口を一本化し、コールセンターでの対応を行うことで、入居者の利便性向上も図る。また、ランニングコストは３０〜５０％低減できる。
　なお、フレキシブルは会社設立から４年間で約５００室をコンバージョンしており、いずれも順調な稼働状況を実現。オフィスからＳＯＨＯ、住宅など様々な転用事例を有している。