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クリエイト総研 デザイナーズゲストハウスが竣工 6畳を家具で仕切り、3畳の個室を提供

2006.01.16 10:15

 不動産コンサルティングのクリエイト総研(東京都東村山市)は、新コンセプトのデザイナーズゲストハウス「シェアードハウス久米川」(東村山市荻山町3丁目、地上2階・建築面積28・89坪)を竣工させた。
 ゲストハウスは外国人留学生などを対象に居住空間を提供するものだが、老朽化した建物を転用して利用するのが一般的で、新築のデザイナーズ物件は珍しい。また、通常2〜4名程度で1室をシェアするドミトリータイプが多いゲストハウスにおいて、本物件では入居者のプライバシーを確保するため独自開発の家具で居室を仕切り、6畳1室を2名でシェアする部屋を用意した。定員は24名で、各部屋にはTV、冷蔵庫、ベッド、家具などが備わり、5万円の賃料に光熱費も含まれる。1階に共有のキッチン、ダイニング、各階にシャワー、洗面所、トイレ、洗濯機、乾燥機が設置されている。
 「少子高齢化などにより『外国人との共生』が社会的テーマになる中で、良質な物件の供給が追いついていません。『シェアードハウス久米川』は、1人3畳というスペースながら快適性を損なわずプライバシーを確保できる物件として企画しました」(井上氏)
 建築費用は設備が共用なことやツーバーフォーやスチールハウス工法を採用することで抑えることが可能だ。既に大宮市で2棟目が企画されており、今後は事業性などを見ながら地主や不動産会社へのコンサルティングメニューに加えていく。

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