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東京電力/リビタ 遊休社宅を取得後リノベーション 都賀リノベーションプロジェクト販売開始

2006.01.23 17:02

 東京電力と都市デザインシステムの合弁会社であるリビタ(東京都渋谷区)と東京電力(東京都千代田区)は、企業の遊休社宅一棟を丸ごと空間リニューアルし、オール電化分譲マンションに再生する「都賀リノベーションプロジェクト(仮称)」(千葉市若葉区貝塚町)の販売を開始した。本プロジェクトは、リビタが、対象物件を購入し、ハウスプラス住宅保証をはじめとする第三者機関による、建物の構造および耐震性に関する調査・診断結果に基づく修繕を行い、新たな93戸の住まいとして再生・販売するもの。
 具体的には、全戸東南向き、南西向きの既存建物の配置を生かしながら、エントランス、外構、外装を含めた敷地内の空間全体を、隣接公園との一体化を意識したデザインにリニューアルする。住戸内部については、既存の内装を最大限生かしてコストを抑える「スタンダード」、内装および住宅設備を一新する「フルリノベーション」、間取りも設備も自由にプランニングできる「デザインリノベーション」の3タイプから選択可能。
 また、エネルギーや通信といったインフラ設備については、「オール電化」「光ファイバ・インターネット」を採用した。
 各戸の販売価格は、リノベーション費用込みで76㎡1600万円台からと、周辺相場としては割安に設定している。




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