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原弘産 大分のベツダイを100%子会社に 九州での分譲マンション販売拡大
2006.01.30 11:28
賃貸事業および分譲マンション販売などを手がける原弘産(山口県下関市)は、平成18年1月13日開催の取締役会において大分県の貸ビル・マンションディベロッパーのベツダイ(大分市)が発行する第三者割当による新株式を引き受けて同社を100%子会社化した。来期よりベツダイは連結対象会社となる予定。
ベツダイの平成17年3月期の総資産は55億7000万円、売上高は約29億5400万円に上る。引受株式数は普通株式4000株、引受価格の総額2億円だ。
原弘産ではベツダイの子会社化により主力事業である分譲マンション販売の九州エリアにおける強化を見込む。
なお、ベツダイは昭和38年創業の不動産会社で、大分で初めて「億ション」を販売するなど地元では知られた存在。ベツダイグループとして総合不動産サービスを展開していた。