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不動産業界往来
2006.02.13 15:21
■富士通ビジネスシステムとエスパーが業務提携
富士通ビジネスシステム(FJB・東京都文京区)とエスパー(東京都新宿区)は、不動産に関わるビジネス分野の拡大と競争力の一層強化を図るため、ソフトウェアの開発並びに販売を共同で行う包括的な業務提携に合意した。
提携内容は以下の通り①FJBとエスパーは、不動産ビジネスの分野で協業する。②「EBUILSR」及び「WebASR/プロパティ」をFJB/エスパーが相互に販売していく。③エスパーは「WebASR/プロパティ」の開発においてFJBに技術支援と不動産業務ノウハウを提供する。なお、今回の業務提携により富士通ビジネスシステムは、不動産ビジネス市場においてビルメンテナンス業務に加え、リーシングマネジメント、コンストラクションマネジメントといったプロパティマネジメント全体をカバーすることになり、市場の拡大を実現する。新商品「WebASR/プロパティ」は、2008年度までに100本、15億円の販売を見込んでおり、エスパーは、2008年度までに10億円の売上を計画している。
■日本プロパティ・ソリューションズ、オフィス移転
日本プロパティ・ソリューションズは本社を移転する。本社は2月20日より、「三菱UFJ信託銀行東京ビル6階」(東京都千代田区丸の内1丁目4―3)にて、大阪営業所は3月20日より、「三菱UFJ信託銀行大阪ビル7階」(大阪府大阪市中央区伏見町3―6―3)にて営業を開始する。TEL本社代表03―3286―5300、大阪営業所代表06―6229―1530。
■第15回BELCA賞決定
(社)建築・設備維持保全推進協会は、第15回BELCA賞を決定した。BELCA賞は、適切な維持保全を実施した建築物や、優れた改修を実施した既存建築物のうち、特に優秀な関係者をロングライフ、ベストリフォームの2部門により表彰することで、良好な建築ストックの形成に寄与することを目的に設けられたもの。今回のロングライフ部門表彰物件は「市政会館」(東京都千代田区)、「ダヴィンチ銀座(旧リッカー会館)(東京都」中央区)、「名古屋商工会議所」(愛知県名古屋市)、「リーガロイヤルホテル」(大阪府大阪市)。ベストリフォーム部門表彰物件は、「旧第四銀行住吉町支店」(新潟県新潟市)、「国立国会図書館国際こども図書館」(東京都台東区)、「東京大学赤門総合研究棟」(東京都文京区)、「新潟日報社ニュースセンター」(新潟県新潟市)、「一橋大学兼松講堂」(東京都国立市)「横浜郵船ビル」(横浜市中区)の計10物件だ。
■国際都市再開発ゼミを実施、再開発コーディネーター協会
(社)再開発コーディネーター協会(東京都港区)は、2月24日、15時30分~18時、再開発コーディネーター協会会議室(東京都港区新橋6―17―20米田ビル5階)にて、国際都市再開発ゼミ「シップ(造船)からチップ(IT産業)へ」~ヨーロッパにおける港湾及びウォーターフロントの変容過程―特にハンブルクを中心に~を開催する。講師にドイツ・ハンブルク大学講師のディルク・シューベルト氏、筑波大学教授の大村謙二郎氏を招き、ハンブルク市が進める大型ウォーターフロント開発プロジェクト「HavenCity(ハーフェンシティ)」を紹介する。参加費は5000円。定員は先着順30名。